フロイド・メイウェザー

 

フロイド・メイウェザーは現役でパウンドフォーパウンドNO1と言われている選手です。
世界タイトルを初めてとったのは1998年のヘナロ・エルナンデス戦でした。

エルナンデスは日本でもお馴染みの世界チャンピオンで、渡辺雄二など日本の
選手を退けてきた安定王者でした。
なので、まだ挑戦するのは早いんじゃないか?と心配されていました。

当時メイウェザーは若干21歳、未来のホープをこの試合で潰してしまうのは
惜しいと考えるのはボクシングファンとして当然の意見でしょう。

しかし蓋を開けてみると試合は終始メイウェザーペースで運びました。
途中でエルナンデスは古傷の鼻を痛めながら闘いましたが、
メイウェザーのスピードとテクニックにベテランが翻弄されて
メイウェザーの勝利になりました。

それからメイウェザーの名勝負はディエゴ・コラレス戦です。
残念ながらコラレスは事件に巻き込まれもうこの世にはいないのですが、
このとき両方共全勝でWBCとIBFの統一戦という形で対戦しました。

序盤はコラレスがスーパーフェザー級にしては規格外の体でプレッシャーを
かけながら近づいていった所メイウェザーがスピードになってジャブや
左フックなどを放っていきました。

序盤はコラレスもメイウェザーのパンチを上手く外しながらプレッシャーをかけていましたが、
途中からパンチをヒットされだして左フックで膝をつくダウンを奪われてしまいます。

これまでの試合で打たれ強かったこられすが、
非力と言われていたメイウェザーのパンチでダウンするのが意外でしたね。

それからはコロコロとダウンさせられるようになり、
最終的にはセコンドがストップを要請しメイウェザーの勝利で終わりました。
メイウェザーの強敵が相手の時の集中力とパフォーマンスの高さが
この試合で証明されましたね。

 

 

ロベルト・デュラン

ロベルト・デュランの試合は記憶に残る試合と、凡戦が大きく別れますね。

記憶に残るのはシュガー・レイ・レナードとの2戦。
ノーマスと言って試合放棄したところも印象的でした。

それからトーマス・ハーンズとの世紀の一戦も今でも鮮明に覚えています。
野外リングで第2ラウンド狙いすましたようなハーンズの右の打ち下ろしで、
まるでショットガンで撃ちぬかれたように倒れこみました。
ボクシング史上、最も衝撃的なノックアウトの一つと言って良いでしょう。

あの後デュランはレフェリーの試合のストップに文句を言っていて、
続けていたら勝てていたとのことでした。デュランらしいですね。

そしてアイラン・バークレー戦も白熱した打撃戦で面白かったです。
ロベルト・デュランの試合は接近戦でのクリンチが多いので、
つまらない試合も少なくないのですが、
バークレー戦は珍しくクリンチが少なかったのでとても面白かったです。
毎回こういう試合をしていればよかったのですが、
クリンチが多かったのであまり好きな選手じゃありませんでした。

しかしマービン・ハグラー戦はよかったですね。
下馬評では圧倒的に不利だったデュランが
クリンチワークを巧みに使ってハグラーの良さを殺しています。
泥沼にハマったハグラーはなんとか辛くも勝利を手にしました。

オスカー・デラホーヤvsアイク・クォーティ

 

この勝負は最高の名勝負でした1999年の試合です。
当時の年間最高試合で選ばれたことを思い出します。
1ランドの序盤のジャブの刺し合いは非常に緊迫感があって盛り上がりました。

当時はデラホーヤもクォーティも無敗のままそれぞれ世界チャンピオンでした。
WBCとWBAの統一ウェルター級のタイトルマッチで、
この試合でどちらかのレコードに傷がついてしまうので、
とても緊張感が高かったと思います。

オスカー・デラホーヤは当時26歳で上り調子でした。
ジンミブレダールからWBOジュニアライト級のタイトルを奪い、
ヘナロ・エルナンデスからはライト級、フリオ・セサール・チャベスからは
スーパーライト級のタイトルを取りました。
当時はジュニアウェルター級と呼ばれていましたね。

序盤から中盤にかけて互角の展開で、
6ラウンド目まず、デラホーヤがダウンを奪いましたが、その後すぐに
クォーティもダウンを奪い返しました。

その後はデラホーヤの方が効いているのか、足の動きが重くなったように見えました。

そして12ラウンドデラホーヤは勝負に出ました。
クォーティに対して猛ラッシュを仕掛けてダウンを奪いました。

しかし、ラッシュのせいでスタミナが切れたデラホーヤはクォーティを倒しきれずに
12ラウンドが終了。ジャッジは割れましたが2対1で辛くもデラホーヤが勝利しました。

ボクシングの歴史に残る名勝負でしたね。