ロベルト・デュラン

ロベルト・デュランの試合は記憶に残る試合と、凡戦が大きく別れますね。

記憶に残るのはシュガー・レイ・レナードとの2戦。
ノーマスと言って試合放棄したところも印象的でした。

それからトーマス・ハーンズとの世紀の一戦も今でも鮮明に覚えています。
野外リングで第2ラウンド狙いすましたようなハーンズの右の打ち下ろしで、
まるでショットガンで撃ちぬかれたように倒れこみました。
ボクシング史上、最も衝撃的なノックアウトの一つと言って良いでしょう。

あの後デュランはレフェリーの試合のストップに文句を言っていて、
続けていたら勝てていたとのことでした。デュランらしいですね。

そしてアイラン・バークレー戦も白熱した打撃戦で面白かったです。
ロベルト・デュランの試合は接近戦でのクリンチが多いので、
つまらない試合も少なくないのですが、
バークレー戦は珍しくクリンチが少なかったのでとても面白かったです。
毎回こういう試合をしていればよかったのですが、
クリンチが多かったのであまり好きな選手じゃありませんでした。

しかしマービン・ハグラー戦はよかったですね。
下馬評では圧倒的に不利だったデュランが
クリンチワークを巧みに使ってハグラーの良さを殺しています。
泥沼にハマったハグラーはなんとか辛くも勝利を手にしました。